ペン竿と僕
4年前に福島に生活拠点を移した時に、せっかくだから釣りでもするか〜と思ってはみたものの、肝心の道具がない事に気付きました。ルアーをやるならベイトがイイなぁと思いながらも最初はすぐに使えそうなスピニングタックルを購入することに。しかしそこで釣具屋に行かずにネットで購入してしまったのがペン竿だったというわけで。なんでまたペン竿を見つけてしまったのか?ネットショッピング恐るべし、です。
注文からしばらく経ってペン竿が届きました。やけに小さな箱に入って送られてきた記憶があります。開けてみてビックリ。
小っさぁ・・・
(ほんとにペンだよ・・・笑)
(ギア比は5.2:1だよ!)
(デカ・ビーツァと一緒に ♪ )
使い始めて間もなく、おまけで付いていた極小スプーンでギルや小バスを釣ることができて「よっしゃ!ルアーで釣れた!(泣)ペン竿で釣れた〜!」と興奮したものです。
それからペン竿を片手にチャリでランガンする日々が始まりました。今思えばアホみたいな距離をママチャリで走って、まるで釣れなさそうな場所にルアーを投げて悦に入る日々。河原を走りながら、福島に戻って来たんだなぁと改めて感じたものです。
しかしデカイ魚は釣れず2ヶ月ほど経った8月の朝に、カットテールをちょんがけして釣れた初の30UP。もちろんペン竿使用。しかしこの頃からライントラブルに泣かされはじめます。ライン交換してなかっただけかもですが。。。スピナベやクランクも思うように投げられないということに気付いたのもこの頃。
その後、東京に住む釣りに詳しい知人に相談すると、使ってないロッドがあるということでロッドを譲ってもらい、ストレスの無いタックルで釣りができるようになったのです。それからはペン竿の出番は激減しました。それでも、ライブなどで釣りができそうな場所に行く時は必ず持って行きました。種子島・姫路の海・山中湖・・・。そして極めつけは岡山!雑誌で見た六度九分のルアーが欲しくて訪れた禁酒会館でたまたま行友氏本人にお会いした事。この出会いは自分の釣りの楽しみを無限に広げる結果になりました。まあ、岡山に釣る気満々で持って来ているのがペン竿とは行友さんも想像できなかったでしょうけどね。
そんなわけでペン竿によって男の所有感はあまり満たされないとは思いますが、自分にもたらされた物は非常に大きいのです。我が家ではすでに殿堂入りの道具となってますけど。。
- 2011.06.29 Wednesday
- FISHING
- 21:45
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- by 加藤雄一郎/ Yuichiro Kato(カトウユウイチロウ)